外壁塗装をしようと思うのですが、避けるべき時期はありますか?
こんな悩みを解決します!
- 外壁塗装にふさわしくない月
外壁塗装を成功させるには、いくつかのポイントを抑えておく必要があります。
中でも、塗装工事を行う「時期」は、その成功を左右する大きな要素の一つです。
この記事では、塗装を成功させるために、外壁塗装を避けるべき時期とその理由を解説していきます。
外壁塗装に最悪な月とその理由
外壁塗装にふさわしくない月はいつでしょうか?
まず結論ですが、外壁塗装にふさわしくない月は6月~9月と、12月~2月です。それぞれ下記のような時期に該当します。
- 塗料の品質を低下させる雨季
- 部屋が高温になる真夏
- 工事が危険な台風シーズン
- 塗料が乾きづらい冬季
それぞれ詳しく説明していきます。
塗料の品質を低下させる雨季
日本の場合、雨季として知られる梅雨は、大体6月中旬から7月上旬にかけてです。
この期間は、湿度が高く、降水量も多いため、塗装作業には不向きです。湿度が高いと塗料の乾燥が遅れ、降雨によって塗料が流れる可能性もあります。
部屋が高温になる真夏
真夏の高温期に外壁塗装を行うと、居住者の生活環境に大きな影響を及ぼす可能性があります。
特に、外壁塗装工事中は、安全上の理由からエアコンの使用を制限されることが多く、これが原因で室内の温度が大幅に上昇し、居住空間が非常に過ごしづらくなるでしょう。
エアコンが使えない状況は、特に高温多湿の真夏(7月から8月)では、居住者の快適性を著しく損なうだけでなく、熱中症などの健康リスクを高める要因ともなり得ます。
工事が危険な台風シーズン
台風シーズンは、日本では特に9月から10月にかけてがピークです。この期間は、強風や大雨による作業の中断リスクが高まります。
台風の進路や天気予報を常にチェックし、台風接近時は作業を中止するなどの柔軟な対応が必要です。また、台風が去った後の安全確認も重要です。
塗料が乾きづらい冬季
冬季は特に12月から2月にかけての寒さが厳しくなります。この時期は気温が低下するため、塗料の乾燥時間が著しく遅くなり、場合によっては適切に乾燥しないこともあります。
冬季に塗装を行う場合は、低温でも乾燥しやすい塗料を選択する、作業時間を日中の温かい時間帯に限定するなどの工夫が必要です。
外壁塗装に最適な時期を見極めるポイント
外壁塗装に向いている条件はどんなものですか?
外壁塗装に適した時期は、春(4月~6月初旬)や秋(9月~11月)です。
これらの季節は、上記の気温や湿度の条件を満たしやすく、天候も比較的安定しています。夏の終わりや秋の始めなど、気候が穏やかで、予期せぬ雨が少ない時期を狙うのが賢明です。
ただし、地域によっては厳密に違う場合があるので、以下の内容を参考にしてみてください。
理想的な気温範囲の理解
外壁塗装には、気温が15~30℃の範囲が理想的です。この温度範囲内では、塗料の乾燥と硬化が適切に進行し、塗膜の品質が最大限に保たれます。
気温がこの範囲を下回ると、塗料の乾燥が遅れる可能性があり、上回ると乾燥が早すぎて塗膜が不均一になるリスクがあります。
適切な湿度条件の選定
塗装に最適な湿度は75%以下とされています。湿度が高すぎると、塗料が水分を含んでしまい、乾燥に時間がかかるだけでなく、塗膜の品質にも影響を与える可能性があります。
特に、湿度が高い雨季は避け、湿度が比較的低い季節を選ぶことが重要です。
天候予報の活用
長期的な天候予報を参考に、塗装計画を立てることが重要です。予測される気温や湿度、降水確率を考慮して、塗装に最適な時期を見極めます。
突発的な悪天候による作業の中断を避けるためにも、天候の動向を常にチェックし、柔軟に計画を調整することが求められます。
まとめ「季節を味方につけて外壁塗装を成功させよう」
外壁塗装を計画する際は、理想的な気温と湿度の条件を満たす季節を選び、長期的な天候予報を活用して計画を立てることが重要です。
適切な時期を選定することで、塗装作業の効率を高め、塗膜の品質を保つことができます。これらのポイントを踏まえて、外壁塗装の計画を進めましょう。
外壁塗装にふさわしくない月に、塗装を勧めてくるような業者がいたら注意してください。
その業者は悪徳外壁塗装業者の可能性があります。悪質な外壁塗装業者か見分けるポイントは以下の記事を参考にしてみてください。
また、良い外壁塗装業者を選ぶためには複数社の見積もりをもらうのがポイントとなります。
時間をかけずに複数社から見積もりをもらうためには「一括見積もりサイト」の活用がおすすめです。
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