外壁塗装中は窓が開けられない？外壁塗装中の換気方法について解説！

こんな悩みに答えます！

外壁塗装をするとなると、外壁全面に塗料を塗るのは何となくイメージがつきますよね。

で、塗料の臭いってきついイメージがある・・・。あれ？外壁塗装中ってもしかして窓を開けられないから換気できないの？

と、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。そこで！外壁塗装中の換気について、建設営業の私が答えます。

外壁塗装中の換気について、心配な人は参考にしてみてください。

外壁塗装の工事中は基本的に窓を開けることができない

外壁塗装中は基本的に窓を開けることができません。部屋の換気ができないのは困ってしまいますね・・・。
ではどうして外壁塗装では窓が開けられないのか解説します。

外壁塗装の工事中に窓を開けられない理由

窓に塗料が付着しないように養生がしてあるから

外壁塗装の工事中に窓を開けられない理由のひとつめは、窓に養生がしてるため物理的に窓を開けられないためです！

養生とは、本来塗るべきでないところに塗料が付着するのを防ぐ目的に行われます。窓への養生は窓全体をビニールで覆い、窓枠にマスキングテープが貼られるのです。

そのため、窓を開けるとビニールシートが破れてしまうため、外壁塗装が養生に入った段階で換気ができなくなってしまいます。

有害なシンナーや塗料の臭いが部屋に入ってしまうから

外壁塗装で使われる溶剤系の塗料には、シンナーが使用されています。

「シンナー中毒」と言う言葉があるように、シンナーを長時間吸ってしまうと中毒症状が起きてしまいます。

そのため、外壁塗装をした直後はもちろん、塗装したあとの数日はシンナーの刺激が残っているので、窓を開けてはいけません。

また、シンナーを使用しない水性塗料を使用していても、塗料独特の臭いはけっこう不快なもの。つまり、塗料の種類によらず、塗装作業に入った段階で窓を開けるのはおすすめできません。

高圧洗浄をするときに水が部屋に入ってしまうから

外壁塗装には塗料を塗る前に、外壁を高圧洗浄機で清掃する工程があります。

大量の水を吹き付けて掃除するため、窓が開いていると部屋の中がびしゃびしゃになってしまいます！

外壁塗装では、塗料を塗る前の高圧洗浄でも窓を開けてはいけないと覚えておきましょう。

外壁塗装の工事中はどのくらいの期間窓を開けられないのか

養生が始まってからおよそ10日間は窓を開けれない

高圧洗浄中は一時的に窓を開けられませんが、本格的に窓が開けられなくなるのは養生以降です。外壁塗装では養生以降、下記のような工程があります。

上記の工程がおよそ10日かかるので、養生後は10日前後、窓が開けられないと覚えておきましょう。

外壁塗装の工事中に換気をする方法

外壁塗装中とは言え、10日間も部屋の換気ができないのは嫌な人もいるでしょう。そこで外壁塗装中でも換気できる方法を紹介します！

換気したい窓を指定して先に工事してもらう

塗装業者に相談をすれば「換気したい窓を先に工事をしてもらう」といった融通をしてくれる場合もあります。

先に塗装を終えてしまえば、その窓からは塗料の有害な成分や嫌な臭いがすることはありません。

工期が少し遅くなる可能性や、業者によっては断られてしまう可能性もありますが、工事中にずっと不便な思いをするよりは良いかもしれません。

玄関のドアを開けて換気する

玄関のドアも養生が施されますが、ドアは出入口なので養生しても出入りが可能です。

出入りが可能と言うことは、好きなタイミングでドアを開けられるので、換気もできるということになります。

ドア付近を塗装したタイミングでの換気は難しいでしょうが、それ以外であれば換気ができるでしょう。

キッチンの換気扇を活用する

新鮮な空気を取り入れる換気ではありませんが、キッチンの換気扇を使用することで、部屋にこもった空気を外に出してくれます。

換気扇ももちろん養生しますが、換気口を塞ぐことはしないので、換気扇も通常通り使えるのです。

ただし「24時間換気システム」は外側の空気を取り込む仕組みのため、養生時に換気口が塞がれます。

そのため「24時間換気システム」は、外壁塗装中に使用できないので注意しましょう。

まとめ「外壁塗装の工事中は基本的に窓を開けられない。気が利く塗装業者さんなら上手く調整してくれる」

外壁塗装中に窓が開けられるかどうかについて解説しました。

結論としては、基本的には工事中は窓を開けられませんが、融通の利く業者を見つけることができれば、対応してもらえる場合もあるでしょう。

融通の利く優良業者を見つけるには、一括見積サイトを活用するのが便利です。あなたの要望に合った外壁塗装業者を何社か紹介してくれます。

外壁塗装で迷ったら、一括見積りサイトで効率良く業者探しをしてみてくださいね。